自分で仕事を作っていく

中小企業の場合、IT担当者は自分で仕事を作っていく必要がある。と感じる。

経営層がITに興味がない…と簡単に諦めていては、中小企業のIT担当者は仕事が進まない。そもそも評価されない可能性すらある。

経営層がIT系に興味がなくても、新規ツール導入によるメリット(コスト削減やミス防止など)をアピールして、新たに導入を進めていくなど。そこで明確なメリットを感じてもらえれば、その他の展開もやりやすくなる可能性がある。これを地道に繰り返していく事で、ITに興味のない経営層でも、IT系の理解が進むかもしれない。

ポイントは、経営層の立場で考えた時に、何がメリットとして刺さるのか?を正確に把握する事。経営層は自分達とは立場が違うので、メリットに感じる項目も現場(自分達)とは違うと考えるべき。想像しやすいのは、コスト減や品質の向上あたりか。それらを明確に伝える事ができれば、可能性は広がると思う。そう考えると、数値化できる項目の方がアピールしやすい。客観的な数値化と結果の提示が重要だと思う。
数ある狙い(要望)の中から、まずは数値化しやすいものを優先的提案していき、わかりやすい実績を積み重ねていくのが、一つの方法だろうと感じる。
IT系へのリソース割り当てにコンセンサスが得られれば、多少結果がわかりにくいものでも導入できる可能性は広がるのでは。